背骨の不思議②「25歳過ぎると背が縮む?」

こんにちは。

だいぶ秋らしい季節に変わりましたね。

日頃の健康はいかがでしょうか?

さて、今回は背骨の成長についてお話します。

人間には約205個位の骨で骨格を形成しています。

骨の成長は新生児(3月~)から青年期(30歳位)です。

手足の骨の形成は18歳から20歳迄。頭蓋骨の掲載までににはなんと30歳位だといわれています。

それでは、背骨はどうでしょう?

いわゆる、世間でいう「良い姿勢」とか「スタイルやプロポーションが良い、カッコいい」といわれる平均適正年齢は19~25歳位までです。

それ以降はだんだんと姿勢に丸味を帯びたりやや縮人ダリして見えます。これが「姿勢が悪い」と言われている表現ですが何故だかご存知でしょうか?

「背骨」、いわゆる脊椎を構成しているのは多くの椎体が屈曲、伸展及び衝撃に対するクッション性に重要な「椎間板」内の水分が減少していくからです。

加齢とともに椎間板内の水分が減少することにより様々な障害が起こりやすくなります。

また、加齢は筋力の衰えもあります。

どんな障害が起こりうるか? 例として代表的なのは腰痛、坐骨神経痛、ギックリ腰、背中の痛み、猫背、肩こり等です。

予防としては適度な運動をする、水分をよく摂取(通常の水が理想)、無理な姿勢で長時間いないこと等です。