カイロプラクティックとは

1. カイロプラクティックとは

カイロプラクティック

カイロプラクティック(Chiropractic)とは、
ギリシャ語のChiro(手)とPrakticos(技術)を組合せた造語で、「脊椎矯正療法」ともよばれています。

カイロプラクティックは、自然の法則に基づいた治療法で骨格構造、特に脊椎や骨盤の異常に対して、手技によって矯正することで神経の働きを回復する治療法です。

1895年にアメリカ人のD・D・パーマーによって、初めて体系化され、現在では世界で約60カ国以上の国にまで広く普及しています。

1916年に日本人としては柔道家の川口三郎氏が、初めてのカイロプラクターとなって、日本に紹介され普及されてきました。

現在日本では、カイロプラクティックは法律上の国家資格になっていませんが、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの世界約40カ国以上の国では法制化された国家資格になっており、施術には保険も適応されています。

2. カイロプラクティックの特徴

カイロプラクティック

通常のマッサージなどとは違って、
カイロプラクティックの施術には独特のものがありますが、
主な特徴として以下になります。

カイロプラクティックの施術の前には、問診や触診、検査などを行い、患者さんの現在の身体の状態を多角的に把握します。

主に手技による患者さんの背骨には、骨盤などの歪みやズレを正常な状態に矯正し、薬や手術に頼ることなく不快な症状不快な症状を取り除き、痛みやコリ等を緩和・改善します。

カイロプラクティックの施術をすることによって、人間が本来持っている「自然治癒力」を最大限に発揮させるのです。

カイロプラクティックの施術は、肩こりや腰痛などの症状ばかりではなく、内科的な疾患などにも効果があります。

カイロプラクティックの施術には、患者さんの症状によって専門の器具(☆アクティベーターなど)を使用する場合があります。

施術後には患者さんに現在の身体の状態の説明、日常生活上の注意点などを分かりやすくアドバイスします。

カイロプラクティックは世界保健機関(WTO)で認められ、世界約90カ国でも認められている施術法ですが、日本ではカイロプラクティックの施術には各種の保険(健康保険など)は適応されません。

アクティベーター

アクティベーター

 

カイロプラクティックという言葉の意味は「手技」という意味ですが、アクティベータ・メソッドは手に代わり、器具で矯正する方法です。

アクティベーターと呼ばれるバネ式の器具を用い矯正します。
一見ごついおもちゃの注射器のような形をしているのですぐに見ればわかると思います。

矯正の時にパチンと音がしますが、機械的な刺激であり、電気的なものではありません。ポキポキやる矯正と違って痛みもなく、安全性も非常に高く、多くの方に支持を受けています。